医学部受験予備校は普通の塾・予備校と何が違うの?

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医学部受験予備校は普通の塾・予備校と何が違うの?

医学部受験は他の学部入試と受験の意味合いが異なります。医学部以外を志望する場合、通常学力が志望大学に届かなければ、志望大学を落とすことができます。幅広い偏差値帯から志望校を決めることができるでしょう。一方、医学部の場合その下限が非常に高いところにあります。最も優しいと言われる大学ですら、大阪大学の工学部や早稲田・慶應の理工学部並の学力を要します。

それは、医師になるための医学科の募集定員は総員数は毎年総員数が決められており、狭いパイの奪い合いになるからです。それにより医学部の偏差値は高止まりしているのです。しかも、日本で医師になるためには一部を除き必ず医学部へ合格しなければならなりません。それにより、医学部において2浪、3浪の受験生は当たり前のようにいるのです。

そんな中、医学部受験に特化した予備校があります。医学部を目指すなら、そうした塾・予備校に通うことは非常に有効な手段です。今回は医学部受験予備校について、通常の予備校と何が違うのについて 紹介していこうと思います。

費用が高い

これは圧倒的に違うので、先に言っておきます。医学部受験予備校の学費は通常の予備校の5倍ほどの費用がかかります。その分、医学部入試の最新情報を得られやすかったり、一人ひとりの学習サポート体制がしっかりとしているのが特徴です。下記で紹介していきます。

医学部に合格させるという責任感が強い

通常の予備校では授業の時間割とテキストが与えられ、あとは授業が淡々と続いていくだけになります。それ以外の学習は自分自身で目標と計画をを立て、課題を設定してこなしていかなければなりません。予備校は授業自体が商品ですので、最終的に合格できるかどうかは生徒自身の努力によるところが大きくなります。

一方で、医学部受験予備校では一人ひとりの生徒に対する責任感が非常に強いです。生徒が最終的に医学部合格へたどり着けるよう長期の個別カリキュラムを設定してくれるところが多く、担当者が学習の進度をみて都度調整も図ってくれます。また、頻繁にスタッフが生徒とコミュニケーションをとり、生活や学習上の課題についてサポートしてくれたりします。さらに、保護者に対しても頻繁に連絡をとりあったり、定期的に学習状況の報告を行ったりとフォロー体制がきっちりしています。入試時期には志望校のヒアリングをもとに、出願プランの提案や入試の旅程表を作ってくれるところもあり、生徒が直前期間も最大限学習に専念できるよう手厚くサポートをしてくれます。

医学部受験予備校は授業もそうですが、医学部受験に必要なすべてのケアやサポートをまとめて商品としているといえます。

質の良い講師を厳選している

業界の中でもトップクラスの講師を選別しているため、非常に質の高い授業を受けられます。医学部受験予備校の講師は、大手予備校や個別指導で多くの医学部受験生を合格させてきた実績のある講師がばかりです。医学部の合格レベルを熟知し、授業の進度や生徒の理解度によって、教えている生徒がだいたいどの大学に合格できそうかどうかわかります。ですので、生徒に鼓舞したり、注意を促したりして授業速度調整していくことができます。

医学部入試の最新情報にアクセスできる

最新情報を常に医学部入試の最新情報を収集しているため、スタッフから、または配布される資料から情報を集めることができます。

医学部入試は、各大学の募集人員が毎年多少変わります。また、地域枠の増員が直前で発表されることもあるので、そういった情報をいち早く入手することができます。

また、私立医学部を受験する場合、複数の大学を併願することが通例ですが(10大学以上受験することもあります)、その際の日程調整と受験プランの提示も行ってくれるので、受験直前期もなるべく学習時間を削らないで、合格のチャンスを広げることができる。

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